09:Osaka Red Bus



今日はいつもと少し趣向を変えて、大阪市営地下鉄のパートナー、大阪市バスのお話。

大阪市バスはどこまで乗車しても一律200円、地下鉄との連携機能も抜群で、大阪市の移動には欠かせません。
バスロケーションシステムを早期から整備し、現在では各携帯電話からでも確認できるほど、実はかなり優秀で使いやすいシステムなんです。
こういう所は、公営交通のメリットを最大限に引き出し、魅力ある公営交通機関となっているのは間違いありません。





しかしここ最近、大阪市バスの赤字経営が話題になっています。
現市長である橋下知事は、大阪市バスの経営改善を標榜とし、一般バス41路線、赤バス29路線全ての廃止意向を示していました。
不採算路線41路線については、こちらに系統が掲載されています。http://www.pref.osaka.jp/attach/15336/00101638/03-02-3_shiryou-basu.pdf



そのうち今回は、特に収支状況が深刻な赤バス26路線を平成26年3月末に廃止することになりました。
残る3路線、天王寺区の「天王寺ループ」、東淀川区の「西淡路〜区役所」、平野区の「長吉長原西〜瓜破西」は存続しますが、
この路線についても、従来100円であった料金を一般バスと同じ200円にするそうです。
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20120925ddlk27010343000c.html より



2002年に登場した、可愛らしい真っ赤なバスは10年で収束を迎える事となりました。
余談ですが、赤バスで使用されているこのオムニバーノは、よく故障が発生したそうです。



残り半年を切った赤バス。



現在、赤バスにははオムニバーノ・メルセデスベンツ・日野ポンチョと3種類あるので、撮影するならお早めに…。
大阪市に来た際には、鉄道だけでなくバスにも少し目を向けられてみては如何でしょうか:)
Sep 26th 2012. Series207