Cherry Trains


25系
25603

大阪市営地下鉄の車両の中で、もっとも美しい(?)と言われる25系は、千日前線用の新20系車両である。
当時の主力であった50系は、各線で酷使された為、老朽化が進んでいた。その総入れ替えを行うものとして投入された。
なお、千日前線では初の新型製造車両である。(30・50系は他線からの転用車)

千日前線には1991年に25601・25602Fが登場した。
登場初編成の25601Fは、1991年5月7日に初試運転が行われ、線内に初登場した。
車体は耐食性に優れたステンレス鋼を採用し、その軽さはアルミにも匹敵する。

サービス面でも様々な追加が行われ、特に千日前線初の冷房車は乗客から大歓迎された。
他にも側面行先表示の取り付け、車椅子スペースの設置(1996年より)などなどニーズに対応する車両となった。
また、50系以来となるグローブの蛍光灯が復活している。
座席はコイルバネ式の薄茶色のモケットで、見えにくいが座席には一人分を示すラインが入った。

デザインも従来より大幅に格段し、特に前面の姿はとても特徴的であった。
ヘッドライトは中心に寄せられ、尾灯はLED式で端に退けられた。
号線カラーのピンク色に白色の帯が追加され、丸みを帯びた美しいデザインとなり、美しいピンク色をいっそう引き立てた。

もちろん千日前線は車内信号方式なので、それに準じた機能も備わっている。
速度メータには、従来の新20系群と異なり車内信号独特の速度制限標識ももちろん備わっている。

運転性能は、加速度が2.5km/h/s、減速度が3.5km/h/s、非常用が4.5km/h/sである。
営業最高速度は70km/h。これを越えると”プーッ”という音と共に速度が指定された速度まで下がる


25系車両編成図

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Tec1=運転台・空気圧縮機・電動発電機・集電装置(2対)
Mb1・Mb2=モーター車・集電装置(1対)
Tec2=運転台・空気圧縮機・電動発電機。集電装置(2対)・蓄電池【25系のみの車両】


25系車両諸元表

25600

25100

25300

25900

車両種類

Tec1

Mb1

Mb2

Tec2

車体構造

ステンレス車体

ステンレス車体

ステンレス車体

ステンレス車体

最大長(mm)

18,900

18,700

18,700

18,900

最大幅(mm)

2,890

2,880

2,880

2,890

最大高(mm)

3,745

3,745

3,745

3,745

自重(d)

32.0

36.0

36.0

32.0

定員数

130

140

140

130

座席定員数

39

45

45

39

台車形式

DS-20

制御装置

-

GTO素子VVVFインバータ

GTO素子VVVFインバータ

-

営業最高速度

70km/h

加速度

2.5km/h/s

減速度

常用:3.5km/h/s
非常用:4.5km/h/s

集電方式

DC750V第三軌条集電



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